今週のお題「投げたいもの・打ちたいもの」
旅行の話題、グルメな話題ともネタ切れの為、独り言をしたためます。 年寄りの愚痴っぽい戯言と笑って済ませて頂ければ幸いです。
ドラムを打ち鳴らす
今から20年前のことです。
当てもなく会社を放り出された(?)私は、成り行きで友人の起業を手伝うことになりました。
その後、10年強、全力投球で働きましたが、ストレスがたまる事の多い毎日でした。
そんな時は仕事を中断し、無心でドラムを打ち鳴らしました。
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応接セットとドラムセット
それにしても、今、思い出してもおかしな会社でした。
事務所の応接エリアのソファーの横に、いつでも叩けるようにドラムセットが置いてありました。
電子レンジやトースター、テレビ、冷蔵庫など家電も充実していましたが、これは残業時の夜食に必要なので許容範囲。 しかし、ドラムセットが鎮座する応接エリアは意味不明で奇妙な光景でした。
元々は、ちょっと派手目ながら普通の事務所でした。
その事務所が様変わりする発端は社長(←起業した友人)が海外出張中にハーモニカを買った事。
それを事務所に持ち込み、暇にあかせて吹き始めました。
その内に事務所にギターが出現し、次に現れたのはトランペットでした。
どんどん音の大きなものに進化していき、その集大成がドラムセットでした。
こんな感じの応接セットの真横にドラムセットがありました。 ↓
何の為にドラムセットがそこにあるのか...
まったくもって謎でした。
それでも、ストレスがピークを迎え、頭が一杯になった時、短時間でリセットするのにドラムは役立ちました。
(もちろん周りの迷惑にならぬよう他社の全ての電気が消えた夕刻以降、もしくは昼間なら工事中など他の音が大きい時を狙って頭をリセットさせていましたが...)
仕事とは面白いものです。
自転車を漕ぎ始める時と同じで、起業当初、仕事を回し始めるには労力を要しますが、回り始めれば、どんどんスピードが上がり、時にコントロールが難しくなります。 また、それまでとは全く異なる景色を見せてくれたりもします。 もちろん、それは良い意味でも悪い意味でも...
結局、ワケあって私は10年強で離れましたし、その後、その会社の存在自体も消えてしまい虚無感を味わいましたが...
日本語は難しい...
打楽器は打たずに叩く
正しい日本語では、ドラムは「打つ」ものではなく「叩く」もの、と言われています。
「打つ」という動詞を用いる打楽器は和太鼓だけとも言われています。 とは言え、それが本当に確実な話なのか自信はありません。 個人によって感じ方も使い方も異なるように思います。 (例えばドラムのフットペダルは「打つ」と言って良いように思います。)
それでも、マリンバもシンバルもタンバリンもカスタネットも「叩く」が一般的です。 「叩く」じゃなかったら「鳴らす」と言うように思います。
想像ですが、和太鼓のように立てているもの(しかも立って演奏するもの)は「打つ」と表現するように思います。
そう言えば、大阪の中部に位置する「河内」では地元の保育所にも太鼓があり、お祭や行事の前には先生や園児が太鼓を鳴らすのが聞こえます。
考えていると悶々とします。 何が正しい日本語なのか、ますます分からなくなりました。
結局、楽器は全て「演奏する」と言えば間違いなさそうです。
ここで疑問に思ったのが銅鑼(ドラ)です。
銅鑼を打つ
銅鑼を鳴らす場合、「打つ」とは言えないのでしょうか???
「銅鑼を打つ」というと意味が変わり、「放蕩で金を浪費する。」という意味になるそうです。
これも想像ですが、いわゆる「ドラ息子」「ドラ娘」というのはコレが語源なのかも知れませんね。
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以上、思い違いもあるかも知れませんが無教養な老人が春の日常の中で感じた事です。 とりとめもない独り言にお付き合い頂き有難うございました。
ストレスがたまった時にこの曲のイントロのドラムを聞くとスカッとします。
I Fought the Lawという曲、私はザ・クラッシュの演奏で知ったのですが、原曲は1959年に米国の「ザ・クリケッツ」が発表したんですね。 その後、リタ・クーリッジやグリーン・デイもカバーしていたようです。
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