今週のお題「わたし○○部でした」
中学・高校とも帰宅部でした。
小学生の時から学外で活動していた件が忙しく、部活動は難しい状態でした。 学校を優先したい気持ちでしたが学外での周りの期待に応える為、そちらを仕事と割り切り学校は二の次の生活でした。
そんな私も高校では友人に誘われ、部活を見学に訪れました。
それは文芸部でした。
興味を持ち、何度か見学しましたが、当時、文芸部の人達が読んでいたのは蟹工船でした。
勧められ、私も読んでみましたが、プロレタリア文学に特別な興味も沸かず、結局入部しませんでした。
でも、色々な書籍が並んでいる図書館が楽しく、図書館を訪ねるのは好きでした。
そんな事を思い出しながら図書館の情報を探していて見つけたのが「近畿大学中央図書館貴重書展」です。
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近大貴重書展
「近畿大学中央図書館貴重書展」は令和4年11月初旬、予約制で開催されました。
場所は東大阪市の近畿大学内６号館アカデミックシアターでした。
源氏物語の写本やナポレオンのエジプト誌など普段目にすることがない貴重な書物が展示されていましたが、個人的には古い天文学の書物に興味を惹かれました。
江戸時代の天文学
人が多く、ゆっくり見られなかったのですが、ガリレイの太陽黒点論（1613年）と共に井口常範の天文圖解（元禄2年 1689年）や司馬江漢の地毬全圖畧説（寛政5年 1793年）などが展示されていました。
（ピンボケ失礼します m _ _ m）
江戸時代は鎖国の時代。
鎖国と聞くと、外国の最新の科学技術から取り残された時代と誤解しますが、そうではなかったのでしょう。 その証拠に今に至るまで天文学の書籍が大切に保管されており非常に興味深いです。
中学校の歴史の授業をおぼろげに覚えていますが江戸時代の日本にとってオランダは重量な情報源だったのでしょう。
finitykt.hatenablog.com
近畿大学
貴重書展の会場だった近畿大学東大阪キャンパスは近鉄大阪線の長瀬駅が最寄です。 （近鉄奈良線を利用の場合、八戸ノ里駅から徒歩20分位ですし、駅から路線バスを利用すれば6分程度で着きます。 また、ＪＲおおさか東線の俊徳道駅から百円でシャトルバスも出ています。）
この大学を前回訪れたのは東日本大震災の前年だったでしょうか... 学祭を見に来た事があります。 その際、原子炉を見学し、実物を見ながら先生の説明を聞くと大変分かりやすく勉強になりました。 研究用の小さな原発ですが、最近、廃炉が決定したようです。
また、以前と比べ図書館が非常に立派になっていて驚きました。
アカデミックシアター
以前より中央図書館の他、理工学部用の図書館など専門の図書館もあったと記憶します。 そんな中、以前なかった施設で目を引いたのはアカデミックシアター。 複数の中庭から明るい光が差し込み、通路が本の迷路のようになっている開放的な空間です。 そこはCNNカフェやAPPLEの研修センターを備え、図書以外の研究開発や情報発信の場としても機能しています。 並んでいる図書もユニークで１９７０年代の少女雑誌や往年のコミックなど当時の世相や流行を知ることができる書物も自由に手に取って読むことができます。
以上、久しぶりにアカデミックな場を見学することが出来ました。 また、インテリアデザインとしても見ごたえがある施設です。 最後に貴重書展の出口付近でQRコードを読み取りアンケートに答えた所、展示書籍の挿絵が印刷された綺麗なクリアファイルをくださいました。
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今日も最後までご覧頂き有難うございました。 m_ _m
そういえば、アカデミックシアターには、この世代のコミックも沢山並んでいました。 ↓
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私事ですが...
別ブログに写真やデザイン画像を時々アップしています。
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