百舌鳥・古市古墳群
2019年に世界文化遺産となった百舌鳥・古市古墳群の西側の半分、堺市側が百舌鳥古墳群、東の半分、羽曳野市・藤井寺市に位置するのが古市古墳群です。
(詳しい位置関係は前回の記事 ↓ をどうぞ...)
*:;;;:*:;;;:*<< 目次 >>*:;;;:*:;;;:*
*:;;;:*:;;;:**:;;;:*:;;;:**:;;;:*:;;;:**:;;;:*:;;;:*
百舌鳥古墳群
百舌鳥という地名
百舌鳥という漢字は「もず」と読みます。
意味は鳥のモズです。
この地名は日本書紀の時代、仁徳天皇が陵の工事を始めた際、野原から突然、鹿が走り出て来て造営中の人の中に飛び込み倒れ、その耳からモズが飛び去ったことから、「百舌鳥耳原」と呼ばれるようになったと言われています。
神話とはいえ、不思議な話です。
鹿、モズ、耳については、何か別の意味があるのかも知れません。
4世紀から5世紀は朝鮮半島の百済、新羅、高句麗との交易や戦いもあり、今想像するよりも、当地がずっと国際的な開かれた場所だったと想像できます。
特に、百舌鳥古墳群から古市古墳群を抜けて、大和の地(奈良県)に向かう竹内街道は重要な行路であったと思われます。
モズや耳は当時の政治的な闘いに関する暗示的な意味を持っているのか知れません。
近年の百舌鳥古墳群
百舌鳥古墳群は大阪府堺市(堺区、中区、北区、西区)にある合計44基の古墳から成ります。 かつては100基を超える古墳があったものの第2次世界大戦後の宅地開発により半数以上が壊されてしまった、との事です。
色々な文化財が戦争で焼失したことも悲しいですが、戦後、さらに失われてしまった事も同じく悲しいです。 ただ、戦争直後の混乱の中、当時は住宅を整える事が急務だったと想像できます。
百舌鳥古墳群はJR阪和線の三国ヶ丘駅から上野芝駅までのエリアを中心に点在しています。 ウォーキングのガイドや専門書も含め色々な書籍が出ていますので、ご参考に...
また、堺市観光局のホームページに百舌鳥古墳群の散策モデルコースが載っていますので、ご参考に...
百舌鳥古墳群めぐり 百舌鳥古墳群をめぐる健脚1日コース|モデルコース|堺観光ガイド
話が脱線しますが...
黒姫山古墳
同じく堺市の古墳ですが黒姫山古墳は百舌鳥古墳群に含まれていません。 歴史的な部分で違いがあったのかも知れませんが、遠因として、美原区は2006年に堺市に統合されるまでは大阪府南河内郡美原町だった事が一因なのかも知れません。 (勿論、これは、勝手な想像です。)
黒姫山古墳については、Osaka Infoというサイトに写真や地図が載っています。
黒姫山古墳は位置的にも履中天皇陵古墳(後述)から、ほぼ真っすぐ東に移動した場所にあります。
履中天皇陵古墳
話を百舌鳥古墳群に戻します。
中百舌鳥古墳群の中で、もし、『どこか一カ所だけを見に行きたい』と思った場合は、どこがお薦めでしょうか? 一般的には仁徳天皇陵の名前が挙がります。
でも、時々耳にするのが「どんな古墳を見に行っても、近づくと大きすぎて森にしか見えず、わかりにくい。」という意見。
もし、全体を見てみたいと考えるなら、お薦めは履中天皇陵古墳(石津ヶ丘古墳)です。 春は桜が綺麗な大仙公園が隣接しており、公園のビュースポットから全体が見渡せます。
電車でのアクセスはJR阪和線の上野芝駅から徒歩7分程度です。
最後に百舌鳥古墳群の紹介ビデオを見つけました。
13分ですので、ちょっと長いですが、詳しく紹介しています。
因みに...
古墳グッズも色々販売されています。
************
今日も最後までご覧頂き有難うございました。
m_ _m
古市古墳群についてはコチラ ↓
「じゃらん」のお薦め観光スポットはこちら。。。
「HIS」のお得なクーポンはこちら。。。
私事ですが...
別ブログにテキスタイル(プリント)デザインを時々アップしています。
良かったら、たまに覗いて見てみて下さいね♥
atelier-infinity.hatenadiary.jp
その他、アマゾン、楽天etcでお買い得品をお探しの方は、どうぞ、下記を併せてご覧・ご利用ください。
Mirabellaは集英社が運営するレディースファッションのサイトです。
下記をクリックすれば最新のファッションアイテムをご確認頂けます。
集英社のファッション雑誌と共に、オシャレでお得なファッションアイテムを見つけてくださいね。
JOGGOではオリジナルの高級本革小物をオーダーメイドできます。
HISなら旅行や街歩きに便利なクーポン、美術館などの施設の入場料やイベント参加の割引券がゲットできます。 季節限定のお得情報も充実しています。
ブログランキングに参加してみました。
記事がちょっぴり気になった方、ポチってくれたら嬉しいです。