今週のお題「絵本」
ルドルフとイッパイアッテナ
息子が保育園児だった頃、楽しく読んだ猫のお話。
絵本というよりも児童文学という方が正しいかもしれません。
この作品を知ったきっかけはNHKの「母と子のテレビ絵本」。
その後、劇場アニメや人形劇として上演されたようです。
「ルドルフとイッパイアッテナ」を知ったのは1990年代初め。
バブルがはじけて景気に陰りが見え始めた頃でした。
実家で長年一緒に過ごした白猫の千露(チロ)が亡くなり数年が経っていました。
「ルドルフとイッパイアッテナ」は黒猫の話ですが、個人的に黒猫には馴染みがありません。 飼ったことがあるのはキジトラと白猫でしたし、祖母の家で代々飼っていたのは三毛猫でした。
「ルドルフとイッパイアッテナ」の主人公は黒猫のルドルフ。 話の始まりは飼い猫「ルドルフ」が、誤って長距離トラックに乗ってしまい、東京の江戸川にたどり着くというエピソード。
「イッパイアッテナ」はそこで知り合ったボス猫の名前。
野良猫なので出入りする場所によって人間に異なる名前で呼ばれており、「おれの名前はいっぱいあってな……。」とルドルフに説明したのが出会いの場面でした。
野良猫と人間とのかかわりや犬との喧嘩etc、外で暮らす猫の冒険ファンタジーとして楽しめますが、舞台が具体的なので大人も楽しめます。
例えば、テレビアニメ版の中で出てくる『ちよだ通り商店街』は江戸川区北小岩と隣接する葛飾区に実在する商店街だったり、続編で「浅草方面へ行く地下鉄直通の電車」に乗車するシーンがあることで舞台が京成線近くではないかと想像が膨らみます。
また、主人公のルドルフが飼猫だった頃の回想場面に出てくる「赤い市電」は、2005年に廃止された名鉄岐阜市内線ではないかと言われています。 (この作品が発表された時代には現役で走っていたのでしょう。)
以上、絵本というと思い出すのは息子の幼少期に一緒に楽しんだ児童書や保育所や図書館で借りた本。
今、手に取ってじっくり読めば、舞台背景やストーリー展開も含め、30年の変化を懐かしく感じることができるでしょう。
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最後まで、お付き合い頂き有難うございました。 m_ _m
絵本ではありませんが、この本も好きでした。
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