アラジン実写版の宣伝を見るたび気になるのは、アラビアンナイトの舞台。
映画の宣伝を見ているとインドっぽく感じるのですが、原作の舞台はどこなんでしょう??
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...という事で、
アラジンの舞台
を調べてみました。
<<目次>>
そもそも日本の「千夜一夜物語」は英訳からの和訳なので、アラビアンナイトの原作からは、かなり離れていると聞きましたが、「アラジンと魔法のランプ」は本当はどこの話なのでしょう??
アラジンの舞台はインド?
少なくとも米国の映画やアニメでは「インド」を舞台モデルにしているようです。
映画やアニメはファンタジーの世界なので、原作とは異なるオリジナルの夢を提供しているのでしょう。
アラジンの実写版はインド系の女優さんがヒロインを演じるみたいですし、ディズニーアニメで登場人物が着ている衣類もインドっぽいですよね。 宮殿もタージマハルをイメージしたように見えます。
タージマハールについては、こちら...
タージマハールを訪れる旅(日本旅行) ← 観光旅行の案内はこちら...
ついでながら、インドというとカレーと紅茶の本場です。
...という事で、ネットで調べてみた限り、「アラジンに登場する地名『アグラバー』はインドのアグラのこと。」etc、「インド」説も結構見受けられます。
...でも、イマイチ裏付けに乏しく感じるのも事実です。
むしろビックリする話ではありますが、
アラジンの舞台は中国?!
という話の方が、個人的には信ぴょう性を感じます。
アラジン「中国起源説」については、国立民族学博物館のページやWikipediaにも、しっかり載っています。
以下、国立民族学博物館の記述を一部抜粋引用します。
(全文は下記のリンクを確認ください。)
「中東と中国は陸と海のシルクロードによって結ばれており、国際的な港湾都市として発展した12、13世紀の泉州(福建省)では、数多くのムスリム商人が活躍していた。その一方で中東にとっての中国とは、魔法のランプをめぐる入り組んだファンタジーの舞台でもあった。イスラム世界からは遠く離れた異域であり、しかも高度な文明が栄える場所。それが中東にとっての中国イメージだったのである。」との事です。
Wikipediaの記事はこちら... 挿絵も中国っぽいですね。
中でも一番詳しく解説しているのが「NHKテキストビュー」記事です。
挿絵のイラストはイメージしているアラジンとは程遠いです...
いずれにしても、アラビアじゃないんですね...
調べ始めるまでは、アラビアじゃなくてもペルシャとかアフガニスタンかな?と勝手に想像していましたが、違いました。
でも、単純に「中国」とは言えないです。
当時は今とは国の在り方も全然違うわけですし、「インド」や「中国」と言い切ってしまう事自体が誤りかも知れません。 インドのタージマハールもムガール王朝(ムガール=モンゴル支配地域)のイスラム建築です。 アラジンの舞台に今の国境線を引けば中国領であったとしても、漢民族の国家という意味ではないですし...
いずれにしても、これは、中央アジアに跨るグローバルで壮大な夢の話です。
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