今週のお題「上半期ベスト◯◯」
令和５年上半期にかけてもらったお世辞の言葉ベスト３。
極端な話なので、どうか真に受けないでください。
以下、何の役にも立たない個人的な話です。
傍目には白々しく響くお世辞の言葉も、時には生きる活力になると実感しました。
第３位： 綺麗な髪色ですね
道を歩いていて「綺麗な髪色ですね。」と見知らぬ同性に褒められ、ビックリしつつ嬉しかったです。 白髪が気になり、美容院で色を合わせて貰い、元の髪の色に近いアッシュ系（くすんだ茶系）に染めています。 「瞳の色によく合っている」とも言われましたが、瞳の色なんて考えた事もありません。 でも、褒めてくれた人の瞳をじっと見つめると黒に近い美しいこげ茶色でした。 私の瞳はもっと明るく緑がかっているらしく、それが髪色にマッチしているとか... 「良い美容師さんに巡り合えてよかった。」そう思った一件です。
そう言えば、海外で地元の人しかいないような田舎町で美容院に行くと、東洋人の髪質に慣れておらず苦労する... と聞いたことがあります。 微妙なニュアンスを伝える以前にストレートな黒髪を初めて触る美容師さんもいらっしゃるとか...
私も若い頃、海外で思う形にカットしてもらえず、友人にからかわれました。 それも今となっては良い思い出です。 （場所はイリノイ州オークパークの近くだったと思います。 オークパークはフランク・ロイド・ライトの建築物が有名な街です。）
第２位： 女優さんみたい
恐らく通りかかった全ての人に対し、喜ばせる言葉をかけているのでしょう。
工事車両を誘導している男性から、突然、「奥さん、すごい美人ですね。 女優さんみたい。」と声を掛けられました。 暑い中、大変な仕事ですが、多分、暇な時間だったのでしょう... 「あら、そう？ ありがとう。」と笑いながら通り過ぎましたが、令和に入り日本人も随分変わったな...、と感じました。 もちろん、いい年になってもお世辞は嬉しいものです。
本当に美人かどうかは全く関係ありません。 昔から、海外に行くと、ラテン系の男性はそういった誉め言葉を積極的に使いますが、あまり日本人は仰々しい言葉を好みません。 むしろ、声をかけられた側がビックリして「いえいえ、とんでもない」と謙遜してしまい、会話がチグハグになってしまう事がままあります。
長く人生を生きて来た中、お世辞を真に受けて喜びはしませんが、日本人らしくないアプローチに興味がわくと同時に時代の流れを感じました。
第１位： 目がいいんですね！
これまでの長い近眼人生、目が悪いと言われる事は多々ありましたが「目がいい」と言われた事はありませんでした。 それが、病院のベンチで「目がいいんですね！」と声を掛けられ驚きました。 印刷物の細かい文字を裸眼で読んでいるのを見てそう思ったのでしょう。 実際、還暦を過ぎた後でも、裸眼でどんな小さな文字でも読めました。 時計や指輪の小さな刻印も目から５ｃｍ以内に近づけさえすれば簡単に読めるような状態でした。 なので老眼に悩む人から見れば、目が良いように思えるのでしょう。
実は、目の手術をする少し前の事でした。
羨ましく思って貰ったことで気持ちが和らぎました。 「目がいいんですね！」と言った人は軽く会釈をして、すぐにどこかに行ってしまいました。
数日後、硝子体手術で網膜に出来た異常な膜を取り、今は本当に目が良くなりました。 「目がいいんですね！」という言葉は、予言の言葉だったように感じます。
また、生まれて初めての入院も良い経験となりました。
以上、全然眠れないので意味のない話を長々と書いてしまいました。
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今日も最後まで、独り言の雑談にお付き合い頂き有難うございました。 m_ _m
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