これは私の思い込み。。。
科学的に立証された話ではありません。
「賢い猫は耳が良い」
茶羅を飼って、そう思いました。
茶羅との出会いはコチラ ↓
元野良猫は人に迎合しない
元野良猫なので動物的な勘が優れているのでしょうか。
人に懐かず迎合せず、飼猫としての賢さがない分、野生の逞しさがありました。
花火を怖がらない猫でした。
近所の小型犬が花火の音に怯え、慣れない光を嫌う中、茶羅は意に介しませんでした。
尻尾で挨拶
「この猫、大丈夫?」
冗談半分、心配半分と言った感じで知人が言いました。
「人に懐かないね。 お利巧かしら? それに... 花火の音、聞こえないのかな?」
そんな風に言われると不安になりました。
「耳、大丈夫かな?」
お利巧には見えないでしょうが、名前を呼べば尻尾で挨拶(?)します。
耳はちゃんと聞こえていますが人間の予想や期待に応える気はありません。
名前を呼んでも、ニャーとも鳴かず、無視を決め込むクールな猫でした。
車の音を聞き分ける
花火に反応しないとはいえ、茶羅は聴力が優れた猫でした。
父が元気だった頃、いつも家に複数台の車がありました。
茶羅が家に来た頃には70代後半を迎え、現場仕事を縮小した為、トラックを手放し、米国逆輸入のSUVと軽トラックを残すのみでした。 軽トラックは作業場の隣、SUV車は少し離れた駐車場にいつも停めていました。
(狭い長屋の借家住まいで、他の家族は誰一人車に乗らない中、死ぬまで車に拘る父でした。)
父のドライブ好きについてはコチラ ↓
猫(茶羅ちゃん)に話を戻します。。。
茶羅の凄いところは車のエンジン音を聞き分ける事です。
近くの道路はそれなりに車の通行もあり、長屋の前も配達の車が時々やって来ます。 つまり車のエンジン音は聞き慣れており、茶羅が横になっている際、わざわざ頭をあげて聞き入る事はありませんでした。
なのに父が軽トラで出かける際、軽トラで帰って来た時には必ず頭をあげて様子を伺います。
明らかに他の車と区別しています。
また、SUV車を利用する際は離れた駐車場で乗車する事が多く、ほんの時々しか自宅前に停める事はありませんでした。
なので、なぜ、エンジン音を聞き分けられるのかわかりませんが、父がSUV車を移動させた時も毎回必ず頭をあげて様子を伺いました。
家族が利用している2台の車を確実に把握しているようでした。
怒って出て行く猫
猫の頭の良さを実感したエピソードがあります。
一時期、けがをした雀を保護したことがありました。
猫が気付くと危険なので、雀は別の場所に置いていました。 (長屋を2軒借りていた為、私が仕事用に使っている家に雀の鳥かごを置き、猫が入ってこないように気を付けました。)
ある日、ドアを開けた際、油断してしまい、雀がいる方の家に猫が飛び込んできました。
鳥かごを置いてある部屋のドアは閉まっているので危険はありませんが、びっくりしてしまい猫を邪険に扱ってしまいました。
猫が機嫌よく毛づくろいをしている隣で「茶羅、早く出て行って!」と追い立ててしまったのです。
猫には指一本触れず、手で追い立てるしぐさをし、「出て行って!」と言葉を発しただけです。
すると、おもむろに起き上がり、私に近づき、急に足に強く噛みついたのです。 その後は振り向きもせず、ゆっくりと入口の方に歩いて行きました。
「失礼な人間! 腹立たしい! 出て行けば良いんでしょ!」とでも言いたげな憮然とした態度でした。
噛まれた足からは血が出ました。
その数年後、「猫は名前が分かる!」というニュースが流れましたが、それ以前に私は「猫は言葉がわかる」と痛いほど思い知りました。
以上、懐かしい愛猫の自慢話でした。
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今日も最後まで、お付き合い頂き有難うございました。 m_ _m
花火というと夏の風物詩。
時に亡くなった愛猫を思い出します。
夏の花火はお盆の送り火のように感じます。
反面、冬の花火は新年のカウントダウンなどお祝い気分ですね。
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