大阪在住者以外には馴染みのない上六という地名。 「うえろく」と読みます。
古くからの友人に奢ってもらった珈琲。 近鉄百貨店横を地下に降りた所にあるCIAO PRESSO（チャオプレッソ）というお店でご馳走になりました。
（お店の詳細はコチラ →
カフェチャオプレッソ 上本町駅店）
そういえば、地上にあるお店でも随分以前、せんとくんのラテアートの珈琲をいただいた事を思い出しました。
![【メール便可】せんとくん蒔絵ステッカー [寝そべる] / シール 奈良 鹿 平城遷都1300年](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/auc-zakka-etcetera/cabinet/16-0/makie_neru_1.jpg?_ex=128x128 "【メール便可】せんとくん蒔絵ステッカー [寝そべる] / シール 奈良 鹿 平城遷都1300年")
![【メール便可】せんとくん蒔絵ステッカー [基本ポーズ] / シール 奈良 鹿 平城遷都1300年](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/auc-zakka-etcetera/cabinet/16-0/makie_kihon_1.jpg?_ex=128x128 "【メール便可】せんとくん蒔絵ステッカー [基本ポーズ] / シール 奈良 鹿 平城遷都1300年")
因みにせんとくんは奈良のゆるキャラです。
奈良へのゲートウェイという意味も込めて、この駅にはせんとくんが居らっしゃるのでしょう。
さて、上六に話を戻します。
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上六は上本町六丁目の略
上六（うえろく）は上本町六丁目の略で、最寄り駅は近鉄の大阪上本町駅です。 この駅は1914（大正3）年に開業した当初は上本町駅という名称でしたが、当初から上六という通称で親しまれていました。 また、駅名に「大阪」がついた今も多くの人が上六と呼んでいます。 その理由は、今はなき路面電車の停留場に由来します。 おぼろげな記憶ですが、１９６０年代に路面電車が走っていたことを覚えています。 そして、その停留場の名称が上本町六丁目でした。
大阪上本町
阪神電車が乗り入れる近鉄の駅
上本町駅は、かつて近鉄大阪線の終点でしたが、1970年代、この駅を経由し奈良線が難波まで延伸し、21世紀になり、さらに阪神が乗り入れた為、今は終着駅のイメージはありません。 なお、この駅の名前が大阪上本町に改名されたのは2009年（平成21年）3月20日 、阪神なんば線が開業し、阪神と近鉄が繋がり、神戸から奈良へのアクセスが格段に便利になった日です。
地下の乗り場と地上の乗り場
大阪上本町駅の地上乗り場は確かに大阪線の終点に違いありませんが、地下乗り場は奈良から神戸までを結ぶ中の一つの駅に過ぎません。 気を付けないといけないのは、ひのとりやしまかぜをはじめ、名古屋や賢島に向かう大阪線の近鉄特急も地下乗り場から出るものが多いという事。 つまり、大阪線についても始発列車以外は全て地下の乗り場から発車します。 （乗り場の位置関係は 駅構内図大阪上本町駅 | 近畿日本鉄道 を参照ください。
こちらは、地下の乗り場の写真。 反対車線に停まっているラッピング列車は阪神電鉄の車両です。
(c)KT_infinity - 画像素材 PIXTA -
https://pixta.jp/photo/68738165
大阪メトロの最寄は谷町九丁目
大阪上本町駅の改札を出て、地下通路を西に直進すれば、大阪メトロ谷町線及び千日前線の谷町九丁目に接続しています。 幼少時の記憶では、天王寺から走っていた路面電車が廃止された際、そのまま地下鉄谷町線に置き換わったように思います。 つまり、昔の「上本町六丁目」の停留場が今の谷町九丁目の駅の辺りだったかも...とおぼろげながら記憶しています。
大阪の人でも悩んでしまう谷九（たにきゅー）と上六（うえろく）の位置関係。 その辺りも含め、ユーチューブに解説動画があるようですので、ご参考まで。 （ワザと遠回りをしたり、ちょっとまどろっこしいですが、電車の観光案内と思えば楽しい動画です。）
天王寺へのアクセスは近鉄バスが安価
なお、上六から天王寺へは地下鉄（大阪メトロ）の他にも近鉄バスも走っており、地上のバス乗り場から「あべの・上本町シャトルバス」に乗車すれば地下鉄よりも安価で、たった百円であべのハルカス前に着けてくれます。
www.kintetsu-bus.co.jp
これはオマケの情報ですが...
阿倍野と阿部野橋は別の場所
あべのハルカスは天王寺駅の正面にあります。 大阪メトロ谷町線の「阿倍野」（あべの）駅は少し離れています。 谷九（たにきゅー）と上六（うえろく）同様に天王寺（てんのうじ）と近鉄南大阪線の大阪阿部野橋（おおさかあべのばし）は隣接していますが、大阪メトロの阿倍野（あべの）は少し離れています。 阿部野橋と阿倍野は「べ」の漢字が異なります。 この話については後日調べてみます。
ところで、そんな上六を探検していて珍しいカフェを発見しました。
クマの手カフェ
上記（↑）をクリックすれば、お店の詳細や口コミが食べログで確認できます。
お店の特徴は働く人が（社会生活を送る中で）繊細な人という事。 お店の人がお客さんの前に姿を現すことなくサービスします。
繊細な人が働くクマの手カフェ
上記の看板の真下に注文カウンターがあり、その隣の壁に穴が開いています。
なお、アイスコーヒーを受け取った後、熊の手がハイタッチをしてくれ、その後、手を振ってくれました。 メニューには飲み物だけでなくパフェなどもあります。
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