令和3年の土用の丑の日は7月28日(水)
土用の丑の日はウナギを食べる日として知られています。
今週のお題「一気読みした漫画」
鰻と言えば、「う」。
ラズウェル細木さん作の鰻の漫画です。
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この漫画は、うなぎ好きの主人公「藤岡椒太郎(ふじおか しょうたろう)」が、単純に、鰻を食べ歩いたり、鰻に関わったりするだけのシンプルなストーリー。 鰻というテーマのみで講談社のモーニングで100話連載が続き、その後も土用のシーズンに不定期に発表されています。
単行本には、鰻に関するコラムやレシピなどが添えられ、鰻好きの著名人が「う歴書」として、鰻にまつわる色々なお話を載せています。
鰻と言えば土用の丑
でも、なぜ、丑が鰻なのでしょう?
諸説ありますが、江戸時代に始まったウナギ屋さんの販促活動によるもの、という説が主流です。 元々、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という風習があったとされ、鰻以外には瓜、梅干、うどん、うさぎ、馬肉(うま)、牛肉(うし)などを食する習慣もあったようです。 特に土用については「暑い時期を乗り切るために、栄養価の高いウナギを食べる」という習慣は万葉集にも読まれているようです。 土用の丑の日に鰻を食べる習慣が文書に残っているのは、文政5年(1822年 - 1823年)の『明和誌』(青山白峰著)という随筆。 この書の中に「安永・天明の頃(1772年 - 1788年)よりの風習」と記されているそうです。
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鰻の旬は晩秋から初冬
実は、鰻の旬は冬眠に備えて身に養分を貯える晩秋から初冬にかけての時期で、夏のものは味が落ちるとされています。 その為でしょうか、通説では、土用の丑の鰻は売れない時期に売る為、平賀源内が考え出した販促アイディアと言われています。
平賀源内の販促プロデュース
通説なので、明和誌などに記述があるわけではありませんが、一般的に知られている話では、商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売りたいと思い、平賀源内の元に相談に赴きました。 源内が「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めたところ、その鰻屋は大変繁盛し、その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着した、との事です。
つまり「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という昔ながらの話を利用し、店頭のポップで大々的にキャンペーンを張ることを平田源内がプロデュースし、それが当たって、競合他店もマネをし、風習として根付いた...という事です。
平賀源内以外のプロモーション
平賀源内以外の説もすべて江戸時代の販促キャンペーンに関わる内容です。 例えば...
春木屋善兵衛
文政年間(1818年 - 1831年)に「土用に大量の蒲焼の注文を受けた鰻屋「春木屋善兵衛」が、子の日、丑の日、寅の日の3日間で作って土甕に入れて保存したところ、丑の日に作った物だけが悪くなっていなかったから」というお話。 しかし、この説は当時の『江戸買物独案内』に記されておらず単なる噂かもしれません。
蜀山人
鰻屋に相談をもちかけられた蜀山人こと大田南畝が、「『丑の日に鰻を食べると薬になる』という内容の狂歌をキャッチコピーとして考え出したという説もありますが、この話も天保10年(1839年 - 1840年)に書かれた『天保佳話』(劉会山大辺甫篇の狂詩集)に記載はありません。 また、天保8年に刊行された同名の随筆集『天保佳話』を出典にあげる人もいますが、同書にも大田南畝と土用丑の日を結びつける記述は一切ない、との事です。 ただし、大田南畝の作品を集めた『紅梅集』(全集第二巻所収)には、土用丑の日とは関連付けていないものの、鰻屋の「高橋」を讃えた狂歌と狂詩が掲載されています。
丑=鰻二匹説
詳細は不明ですが「平仮名で墨汁を使って毛筆で書いた『うし』と言う文字が、まるで2匹の鰻のように見えたから」と言う説もあります。 つまり、看板デザインから派生した、という事です。
さて、土用の丑の鰻ですが、関西と関東では少し異なるようです。 関西風の鰻のお店で店内及び通販にも対応している老舗を探したところ、ヒットしたのが魚伊(うおい)です。
魚伊の鰻
関西風の炭火焼の鰻を大阪で頂くなら、一度訪れたいのが「魚伊(うおい)」。
慶応三年創業の老舗です。
本店は旭区にあり、大阪メトロ谷町線の関目高殿(せきめたかどの)駅から徒歩5分。 (京阪の関目駅からでも徒歩10分の場所です。) 詳しくは食べログでお店の詳細が確認できます ↓
魚伊 本店
魚伊は北区にも天神橋筋5丁目にお店があり、こちらのお店は魚伊 天五店(うおい てんごてん)と呼ばれています。
魚伊 天五店
なお、天五店の最寄り駅は大阪メトロ谷町線及び堺筋線の天神橋筋六丁目駅及びJR大阪環状線天満駅でいずれの駅からも徒歩5分です。 (因みに堺筋線は阪急も乗り入れていますので、京都方面からのアクセスも可能です。)
楽天の通販
魚伊は通販でも美味しい鰻を提供しています。
ところで、この記事を書いているうちに「今週のお題」が変わったことに気づきました。 ...ということで、急きょ追加。
今週のお題「住みたい場所」
基本的にアジアが好きですが、ヨーロッパに住むならオランダです。
オランダは日本人が起業して移住するのに非常にハードルが低い国のようです。
これは1912年に取り交わされた日蘭条約によるもので、日本人には優遇措置が取られているためです。
以前は就労ビザが不要だったのですが、2017年の1月から、日本人は就労ビザを持っていなければ、オランダで働くことができなくなりました。 それ以前は、江戸末期の開国の頃の条約が活きていて、就労ビザは不要でした。
オランダの鰻料理
オランダの美味しいものの一つにウナギの薫製が紹介されています。 正式な名前は「Gerookte Paling Heel」というそうです。
興味のある方は、下記のビデオをご覧ください。
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今日も最後までご覧頂き有難うございました。 m_ _m
「じゃらん」のお薦め観光スポットはこちら。。。
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ついでながら、こちらは、ウナギではなくナマズの過去記事。
私事ですが...
別ブログに撮り貯めた写真や思い付きで描いたテキスタイル(プリント)デザインを時々アップしています。
良かったら、覗いて見てみて下さいね♥
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