今週のお題「試験の思い出」
学生時代、資格に興味のなかった私は20歳を過ぎても何の資格も持っていませんでした。
これは単なる言い訳ですが、小学生の時に珠算塾に通い、そろばん7級の試験に3回連続で落ちてしまい、トラウマになりました。 その後は、どんな資格も進級試験も怖くて受けられない資格試験恐怖症(?)になりました。
その為、20代後半になるまで、語れるような「資格試験の思い出」はありません。
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短大卒業後は幾つかの会社で働きましたが、いずれも規模の小さな会社で社内研修もありませんでした。 また、資格を要求されることも必要性を感じる事もありませんでした。 海外出張もこなしましたが、TOEICも英検も受験したことはありませんでした。
資格取得のタイミング
そんな私が本気で資格取得の為に勉強したタイミングが人生で2回だけありました。
離婚後の人生設計
一回目のタイミングは離婚直後です。
会社を辞め、赤ん坊を育てる中で取得を考えたのは将来、自営ができる国家資格でした。
学生時代の専攻を生かす
有能な知人はバブル経済のさなか、退職・離婚を期に「宅建資格を取った」と聞きました。
しかし、有能でもなく要領の悪い私が同じように進めるとは思えません。 追試や再試を重ねる酷い成績ではありましたが、短大時代の専攻が米英語だった私は英語力を必要とする資格の方が有利と考えました。
元々、旅行好きだった私は一般旅行業務取扱主任者資格(現在の総合旅行業務取扱管理者資格)に的を絞りました。
タイムリミットは半年
最初に、受験勉強に費す時間は半年のみとタイムリミットを定めました。
出産2か月前の自己都合の退社だった為、失業保険が出るまでには時間がかかり、出産までの待機に2か月、産休期間として2か月の待機、自己都合の退社の為、さらに3か月の待機期間がありました。
つまり、合計すれば失業保険の支払い開始までに7カ月待つこととなりました。
とりあえず「今すぐ取れる資格は何でも取得しよう」という作戦を立てました。
もちろん、これは会社を辞めた時には専業主婦として夫と共に人生を歩む予定だった為、大規模な方向転換でした。
また、これまで貯めて来たお金を全て使い果たす覚悟のギリギリのタイミングでした。
併せて取得した資格
旅行業界で働いたことのない私は、「自営」や「国家資格」というキーワードに捕らわれず、これまでのキャリアで携わった仕事に関する資格試験も受験することにしました。
その資格は英文タイプと商業英語検定です。
何度か仕事を変える中、外資系の会社で働いたり、小規模な専門商社で独りで輸出入業務を切りもりしていた為、どちらも受験準備に時間を費やす必要はありませんでした。
因みに商業英語が必要とされるのは主に貿易の現場。
貿易についての過去記事はコチラ ↓
昭和の時代、英文タイピストに華やかなイメージを抱き、平成に入った後も、その憧れを引きずっていました。 その上、「C級(3級)を取得すれば英文タイプの講師として教室で教える事ができる」という話にも興味がありました。 また、1980年代後半にはコンピューターや日本語ワープロのタイピングも英文タイプとほぼ同様と確信していた為、絶対に英文タイプの資格を得ようと思っていました。
以上、タイムリミットを半年と設け、全ての資格を予定通り取得しましたが、結局、資格が仕事の武器になった実感はありません。 それは、これらの資格の取得と同時期に、突然、全く関係のないコンピューター業界で働くことになったからです。
息子へのライバル心
資格試験に挑戦しようと思った2回目のタイミングは息子の大学入学でした。
離婚後、関西で暮らしながら会社員として働く中、年に1~2回の海外出張、月に1~2回の関東出張、週に1~2回の東海及びその他の国内出張をこなしていました。 子供が小さい間は国内出張は極力日帰りに留め、早朝出発、終電帰宅で毎日出かけた時期もありました。 支えてくれた両親や保育園、お世話になった近所の人、理解しサポートしてくれた会社の上司や同僚、後輩には感謝してもしきれません。
しかし、会社の状況も私の置かれる立場もどんどん変化していき、息子の中学入学を期に会社を去り、自営業者として起業することになりました。
その時点では自分の仕事をこなすのに必死で資格試験を受験する余裕はなく、資格を取る必要性も感じませんでした。
転機は息子の大学入学
四年制大学を出ていない私は学生生活に憧れがありました。 二年制の短期大学の場合、春に入学し、二年生になれば就活に追われ、翌春には卒業するという良く言えば充実した(?)詰め込み教育、悪く言えば時短で味気ないカリキュラムです。 事実、当時の短大は同じ系列の4年制大学の3年分の単位を取得しなければなりませんでした。 もし許されるなら、短大で取得した単位を生かして編入試験を受け、遅ればせながら残り2年間の学生生活を満喫したい... そんな夢を見た事もありました。 もちろん、生活がありますので夢は夢以外の何物でもありません。
時間が経つのは早いもので、起業後6年が経った頃、息子が大学の理工学部に入学しました。
息子と同時に同じ資格を受験
大学に入学した息子が1年生で最初に取ろうとした資格はITパスポートでした。
息子が自宅に無造作に置いた問題集をパラパラとめくってみて、「これなら私も取れる!」と思いました。
高校を出たばかりの学生にとっては習ったことがなく難しく見える事でも、社会人が仕事の中で普通に知っている事も多い、と感じたからです。 社会人の場合、問題集を買って1~2か月詰めて勉強すれば、大体のイメージは掴めると思いました。 また、大人が知るべき常識として学習しておいて損はないと思います。
次に息子が受験しようと準備を始めたのが中国語検定でした。
中学一年生の時から英語が嫌いだった息子はかたくなに英語の検定試験を受けようとはしませんでした。 しかし、中国語には面白さを感じ中国語検定を受験する事にしたようです。 (「日本語と似ているところと全然違うところがあって面白い。」と言っていました。)
丁度、中国との仕事が増えて来た私は中国語の勉強を始めたばかりでした。
本当は短大の時に第2外国語として学習したスペイン語の方が好きでした。 しかし、その気持ちは封印しました。 当時は中国への出張が増える中、片言でも中国語が話せるようになりたいと思い、近くの大学のオープンカレッジで週1回の授業を受け始めたばかりでした。
さて、息子と同時期に同じ資格を取得できたのは2年生まででした。 年を経るにつれ、難しくかつ億劫になり、資格受験をあきらめることにしました。
その後も息子は基本情報や応用情報の試験問題を見せてくれましたが、その中で技術的な知識同様に国語の読解力が要求されるという事に気づきました。
コミュニケーションの根幹となる国語力は会話同様に文章を読み理解、分析する力も大切なスキルだと実感しました。
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今日も最後までお付き合い頂き有難うございました。 m_ _m
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