今週のお題「マメ」
ここ数日、マメに更新しています。
マメは痛い思い出
豆（bean）以外にも、色々な意味がある「マメ」という言葉。
今回は食べられないマメの話。
食べられるマメの話はコチラ ↓
手に出来たマメ
馬に乗っていた頃、手綱を挟む薬指によくマメが出来ました。
馬というと、一生の間に一度行ってみたいのはへレス・デ・ラ・フロンテーラ。 中学生の頃からの憧れです。 ↓
ギターを弾いていた頃、弦を抑える左手の人差指、中指、薬指、小指はマメでカチカチに固まっていました。
マメな人
気が利かない私は職場でよく叱られました。
「仕事が出来ないなら、せめて邪魔はしないように。」
20歳の時に何度も聞かされた言葉です。
「本当は50手くらい先を読む努力をして欲しいけど、せめて3手くらいは読めるでしょ！」
この言葉も20歳の時にかけられた言葉です。
「一度会った人の顔と名前が覚えられないなんて...」
悲しそうに嘆かれた事もありました。
「マメな人」はよく気が付きます。
瞬時に物事の意味や事態を理解し、その後の展開を何パターンも想像し、的確かつ臨機応変に対応します。
かなり怖い人が激しい勢いでクレームを言いに来られても、話の収拾をつけるだけでなく、タイミングを見て販売に切り替え、形勢を逆転させて売上をあげる... 傍で見ていて何度も驚かされました。
毎日、まさに一挙一動、怒られましたが非常に勉強になりました。
当時20代半ばの若く綺麗な奥様でしたが、見た目の美しさだけでなく、相当、頭の切れる人で、その後の人生で一度も会ったことのないタイプでした。
とにかく凄い人でした。 今も尊敬していますし感謝しています。
嬉しいことに、20歳だった私が還暦を過ぎた今も毎年、近況と共に年賀状を送って下さいます。
こんな劣等生に対しても、「マメな人」は40年経った今もマメに接して下さいます。
マメさに欠ける私は、当時、職場での自分を「何の価値もない、人に迷惑をかけるだけの意味のない存在」だと思っていました。
全否定の中、何とか這い上がり、近づこうとしたつもりでしたが、最後まで「マメな人」にはなれませんでした。
「どう頑張っても、足元にも及ばない。」
３年経って、そう実感しました。
社会に出て40年が経ち、ようやく学んだことは「マメな人」でなくても生きていける、という事。
自分の人生の一番の収穫は、体験を通し、それが理解できた事だと思います。
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今日も最後まで、お付き合い頂き有難うございました。 m_ _m
20歳頃の仕事を思い出すと、今のまったりとした状態が嘘みたいです。 若い頃、人並みの苦労をして良かったな...と思います。
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