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鬼籍の原戸籍

今週のお題「最近、初めて〇〇しました」

肉親以外で初めて行った相続の手続き。

家から遠く離れた伯父の家。
住んだ事もなく馴染みのない土地やお墓。

伯父の事は好きでしたが、決して望んで相続するわけではありません。
本心は逃げ出したい気分です。
それでも、逃げないのは、デメリットと知りつつも放ってはおけないからです。 とりあえず一旦、私が管理人を引き受けよう。
少子化の世の中です。 仕方ありません...



とはいえ、愚痴の一つも言いたくなります。。。

デジタル化は夢の夢

相続手続きは書類の山。 デジタル化なんて考えられません。
遺産分割や相続に必要な書類も、マイナンバーカードで揃うものではありません。

なにせ銀行が見落とし、後で電話をかけて来て書類の原本を要求するような状態です。 現状はデジタル化なんて夢の夢です。

私が亡くなる時にはデジタル化できていたら良いな...
でないと次世代の子供が可哀想。。。

恐らく、それまでに命が尽きるでしょうから、夢の世界を待たずに、ある程度の準備を始めておきます。



とはいえ、他国の現状を目にすると、デジタル化も怖い部分もありますが...

そうそう、かつて、こんな事もありました。

finitykt.hatenablog.com



手書きの原戸籍

面倒だったのは原戸籍
伯父の口座を閉じる為、普通の戸籍謄本とは別に先祖が記されている原戸籍が必要でした。 その書類は明治以前の人にまで遡る為、手書きです。

父が亡くなった際、口座を閉じるのに原戸籍が必要だったので、慣れているつもりでしたが、そうは行きませんでした。 今回は非常に複雑でやっかいでした。

少子化で鬼籍を集める

伯父は独身で子供がいません。
なので次の世代で身近な存在が私になるのです。

当然、銀行にとっては知らぬこと。
私と伯父の関係を証明する必要があります。
伯父の弟である私の父は10年以上前に亡くなっています。

その為、伯父の戸籍関係書類と共に私の父の戸籍謄本と私自身の戸籍謄本、父の原戸籍が必要となりました。

また、伯父の生涯を証明する為、伯父の父や伯父の祖父、さらに先人の原戸籍も必要です。 つまり明治よりも前の時代に生まれた人の戸籍まで必要なのです。 少額の預金しか入っていない銀行口座を閉じる為だけに、どうして文久〇年に生まれの人の戸籍が必要なのでしょうか... 良く分かりません。  さらに伯父の母の原戸籍も要求されました。 (20年近く前に98歳で亡くなった祖母です。 彼女の結婚前の事を知る人など誰もいません。) こうなると何通、原戸籍を準備したかすら分からなくなってきます。

もうこれだけで頭が一杯です。

全員、すでに亡くなっている人ばかり。

被相続人の出生から死亡までを正確に追う為、原戸籍が必要とは理解しますが、一体、どこまで遡るのでしょう...
先祖伝来の山や畑の相続ならば理解もできますが、普段使いの普通預金を閉じるだけで、この騒ぎです。

沢山の紙を集めて、こんな手続きをする中、マイナカードは何の役にも立ちません。

まだ、私も認知が入っていないので対応できましたが、相続人に認知症の可能性がある場合はどうなるのでしょう? または相続人が海外在住の場合や外国籍になっている場合はどうなるのだろう...? 海外と行き来しながら生活をしている人、若き日に外国人と結婚し国籍を移した高齢者など、色々な人がいるでしょう。

そんな事を考えていると、悶々としてしまいます。

亡くなった方の口座が0円のまま放ったらかしになっているという話をよく聞きますが、そうなって当然です。 普通預金だけの口座であれば遺族が銀行に申し出ず、キャッシュカードで出金すれば、こんな手間はかかりません。 ちゃんと手続きをしようとするから、こんな目に遭うのです。

死亡届が出されても役所から銀行に通知は入りません。 つまり、遺族が申し出ない限り、故人の口座は生き続けます。

一般的にクレジットカードを解約し、色々な支払いを停止するタイミングで遺族が銀行に連絡するケースが多いかも知れません。 連絡すれば、その時点で口座は凍結されます。 反面、銀行に連絡しないなら、口座はずっと生きたまま。 ゆっくりと処理をし、最後は0円のまま放っておけば終わります。 (今後変わって行くかも知れませんが、令和6年5月の段階では、そうなっています。)

ちゃんと処理するならば銀行に申し出て口座を凍結させ、相続人が口座の名義変更をするか口座を閉鎖し、資金を移動させることになります。 そんな単純な作業だけでも、これだけの手間です。 色々な金融機関に様々な金融商品を所有している場合や借入がある場合は本当に大変だと思います。

伯父の口座は普段使いのものだけなので最小限の手間で済みました。
それでも大変でした。
変な話、伯父がお金持ちでなくて良かった...
そう思った一件です。



**************

最後まで、愚痴にお付き合い下さり有難うございました。 m_ _m 

今週のお題「最近、初めて〇〇しました」
コチラ↓は愚痴でなく微笑ましい(?)お話

finitykt.hatenablog.com



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