昭和の時代に聴いた曲...
いつでもどこでもBGMにかかるほど爆発的にヒットしたわけでもなく、個人的にも超好きだったわけでもないのに耳に残っている曲があります。
そんな曲の一つがShanghai'd in Shanghai。
Shanghai'd in Shanghai
1970年代後半に聴いていたように思いますが、定かではありません。
1974年(昭和49年)のナザレスの楽曲なので、この曲がヒットしているタイミングで聴いたわけではなさそうです。
上海、モスクワ、ツーソン、ハバナ、LA etc、曲の中に地名がちりばめられています。
当時の語学力では、それすら、まともに聞き取れませんでした。
なにせ短大で英語を専攻する何年も前の話です。
Shanghaiというと中国の上海ですが、この曲が発表されたのは文化大革命の終わり頃。 冷戦の真っただ中です。
大都市上海にマグレブも地下鉄も通っておらず、街を路面電車が走り、道路に自転車があふれていた時代です。
今とは何もかも異なることでしょう。
Shanghaiという動詞
当時、Shanghaiという地名が動詞として使われる用法は知りませんでした。
とはいえ、曲を聞いていると、つたない語学力でも「良くない意味」とは思いました。
歌詞の中で
Shanghai'd in Shanghai
Stood on in Tuson
Ripped off and kicked out of the bed
と歌われています。
「ぼったくりに引っ剥がされて蹴り出される位だから、相当ひどい目に遭っているのだろう...」と安易に想像できました。
そういえば、
Shanghai'd in Shanghai
Laid Low in 'Frisco
Done in and left behind for dead
とも歌われています。
上海は拉致?!
Shanghai'd = Shanghaied →「上海される」ってどういう意味だろう...?
随分経って意味を知りました。
それは「仕事を強制する為、誰かをその意思に反し、無理やり連れ出す」...
つまり「拉致」です。
この言葉は、「昔、サンフランシスコ付近で強い酒や麻薬で男性を酔い潰して誘拐し、船に乗せて強制労働させた」という話から来た物騒な言葉、と言われます。 (どこまで本当かはわかりませんが、プライドの高い上海人に怒られそうな言葉です。)
そういえば、チャップリンの映画にもShanghaiedという題名の作品があるようです。
2000年代の中頃から2019年まで、よく上海を訪れました。
もちろん、楽しいことも面白くないことも沢山ありました。
とはいえ、過ぎてしまえば全て良い思い出です。
1970年代の半ば、ベイ・シティー・ローラーズの曲の題名にもShanghaiという動詞が使われていました。 曲の名前はShanghai'd in Love。
Shanghai'd in Love
こちらは「無理やり拉致される」というよりは「愛に捉われた」といったロマンチックな意味でしょうか...
しかし、Wanchaiという地名が出てくるので、この曲の舞台は香港。
上海ではありません。
関係ありませんが、昔、仕事で親しくしていた中国人から「上海市の大きさは淡路島を含む兵庫県の大きさに匹敵する」と聞きました。
私がかつて毎年訪れ、ほんの少し知っていた上海は上海市のほんの一部。
同じ市内でも場所が変われば景色も人の生活も全然異なるのでしょう。
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Shanghaiというと、上海の思い出 ↓
この時点では翌年もその次の年も上海を訪問するつもりでしたが、結局、これが最後になってしまいました。
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