謎の力で前かご破損
令和5年11月初旬、走行中に自転車が急に動かなくなり、危うく路上で転びそうになりました。 ブレーキはかけておらず、普通にペダルを踏んでいた中、突然、ペダルが回らなくなり急ブレーキがかかったように停止しました。
夜、暗い時間帯でしたが街灯がある為、異常があれば、目で確認できます。 何かにぶつかった感触は一切なく、物音一つしませんでした。
驚いて自転車を降り、あたりを見回すものの何もありません。
一息おいて自転車を押してみた所、普通に動きました。 急に止まったにも関わらず何事もなかったかのように動きます。 とりあえず危険を避ける為、その後は自転車に乗らず、押しながら歩くことにしました。
これは私の自転車ではなく母の愛車。 今年89歳を迎える為、ほとんど乗る事はありませんが、荷物が多い時は、前かごや荷台に荷物を積み、リヤカーか台車の代わり?のように押して歩いています。
この日も出先から母が電話を掛けて来た為、自転車が必要と判断し、バス停に迎えに行ったのです。 (出先からの帰りに買い物をした為、手で下げて歩くのが辛いようなので、自転車を届けに行ったのです。)
バスから降り、自転車を見るなり、母が「あっ...」と声をあげました。
物理的に考えて理解不能
この写真は翌日明るくなってから撮影したもの。
夜道で突然、自転車が止まった際、タイヤやチェーン、ブレーキ付近はざっと見たものの前かごを確認しなかった私は、母に指摘されて初めて気づきました。
「なんでこうなったんだろう? 何もしてないよ。」言い訳しながらたじろぐ私に「何もなければ、どうすればこんな風になるの?」と問い詰める母。
信じて貰えないと理解しつつ、急に自転車が停まった謎の現象について話しました。 当たり前ながら、私自身、何か見落としはないか半信半疑でしたし今もそうです。 当事者がそうなのですから、母の耳には自転車を壊した言い訳にしか聞こえなかった事でしょう。
とはいえ、必死に説明する私に同情したのか「分からない事もあるものね…」と言い、一緒に自転車を押しながら、その道を通って帰る事にしました。
暗い路地を60歳過ぎと90歳前の高齢者二人が現場検証さながらに歩きましたが何も手掛かりはありません。 何の変哲もない住宅街の夜道が続くだけで、前かごが極端に歪むような衝撃を与えるものは見つかりませんでした。
隕石にでも当たったか?
そう茶化したのは、帰宅後、自転車を目にした33歳の息子。 「一般人が本気でキックしても、こうはならないね。」「相当な衝撃があった筈。 どうして気づかなかった?」
「自転車が急停止しただけで何も感じなかった。」「多分、ボケていたのでしょう。」それ以外、答えようがありませんでした。
なんとか歪みをなおす方法はないかと、工具で叩いてみましたがビクともしませんでした。
歪み方から考えると、上部から圧力がかかったのでしょうか?
前方からの圧力ならばタイヤが邪魔でピンポイントにぶつける事は至難の業です。 しかし、隕石であれ何であれ、衝突は考えにくい状態です。 前かごには傷一つありません。 衝突ならば少しは傷むはずです。 (厳密にはカバーをかけていましたが、カバーも全く傷んでおらず綺麗なままです。)
私は運が良い!
それが何かはわからないものの、鉄素材の前かごが歪むほどの衝撃を体に受けたら、ひとたまりもありません。
夜という事もあり、色々な意味で「恐ろしい」と感じる人もいらっしゃるかも知れません。 実際、この話をすると「大丈夫? 怖くない?」と反応する人が多いように思います。
しかし、困ったことに私はこの一件で絶大な自信を持ってしまいました。
怪我一つなく済んだことに対し、「運が良いことが証明された!」「私は幸運に守られている!」という勝手な自信が湧きあがってしまいます。
でも、自信あふれるこんな時こそ落とし穴が潜んでいます。
幸運に感謝し、謙虚に生きようと思います。
さて、この日、母が出かけていた理由は友人達とのパーティー。
桜ノ宮のハワイアンカフェで催されたそうです。
カフェの名前は Aile Cafe(エルカフェ)
以前は普通の喫茶店だったようですが、今は涼し気な青色のインテリアと入口のカラフルな飾りが特徴的なお店です。
私の家は母方も父方も代々、神道ですが、この日の事はハワイの神様にも思いを馳せ、感謝したいと思います。
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今日も最後まで、お付き合い頂き有難うございました。 m_ _m
自転車というと、去年はこんな事もありました。
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